現在国際宇宙ステーションには金井宣茂宇宙飛行士が滞在しています。
まもなく5か月半の滞在を終えて、明日6月3日の12時40分(世界標準時)に帰還予定です。
しかも、出発前には婚約を発表し、帰還後結婚予定なんだそうです。
どんな人か気になったので、金井さんの経歴と婚約者について調べてみました。
スポンサードリンク
金井宣茂さんの経歴
出典:JAXA
本名:金井宣茂(かない のりしげ)
生年月日:1976年12月(40歳)
出身:東京生まれ、千葉県市川市で育つ
趣味・特技:弓道、合気道
中学、高校は 東邦大学付属東邦中学校・高校を卒業しました。
偏差値は70越えの進学校で、卒業生にはSTAP細胞で話題となった小保方晴子さんがいます。
金井さんの両親は薬剤師で、その影響を受けて医療の道を志します。
2002年 防衛医科大学校医学科を卒業し、海上自衛隊に入隊。
防衛医科大学校病院、自衛隊大湊病院、自衛隊呉病院、海上自衛隊第一術科学校等で、
外科医師・潜水医官として勤務していました。
専門分野は潜水医学で、長期閉鎖環境での潜水艦の乗組員の健康・精神状態に関する研究を
行っていました。
2005年にアメリカ海軍の潜水医学研究施設に留学したことが宇宙飛行士を目指すきっかけに。
2009年2月に、JAXAの宇宙飛行士選抜試験に参加し最終選考まで進みました。
が、この時は同期の2人(大西卓哉と油井亀美也)が訓練生に選ばれ、金井さんは補欠と
して選定されています。しかし、9月に今後日本人宇宙飛行士が活躍する機会が更に
増えるという見込みから追加採用されました。
これをうけて金井さんは海上自衛官を退職、JAXAへ入社し宇宙飛行士候補者基礎訓練に
参加しました。2011年7月 基礎訓練を終了し、ISS搭乗宇宙飛行士として認定
2015年8月 ISS第54次/第55次長期滞在搭乗員に任命されました。
出発を控えた2017年8月、金井さんはJAXAの女性職員との婚約を発表
12月17日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ宇宙船で出発し、19日より
ISSでの長期滞在がはじまりました。
金井さんは日本人で4人目となる船外活動を成功させたり、糖尿病の診断薬や抗がん剤の
開発などに役立つ可能性のあるたんぱく質の結晶を作る実験などを行いました。
金井さんは非常に手先が器用で仕事が早いのと、強い責任感から徹底的に予習をしてから
望むため、その仕事ぶりは同期であり先に宇宙にいった大西さんもたたえるほど
素晴らしかったようです。
そして約5か月半の滞在を終えて6月3日の12時40分(世界標準時)に地球へ帰還予定です。
日本時間だと21時40分、中央アジア・カザフスタンの草原に着地予定だそうです。
金井さんは今回の宇宙滞在について
宇宙は別世界ではなく、人間が活動領域を広げた海や空と同じ。
地上の延長として仕事をしてきた
引用:産経ニュース
とコメントしています。こういう心持だから宇宙でも安定して優れた結果を出せるのでしょう
今後の活動にも注目ですね!
金井さんの婚約者(写真あり)の続きが気になる場合は次のページへ
コメント