金平糖って最近お菓子売り場ではあまりメジャーではありませんが、
年配の方にとっては馴染み深いものですよね。
色が違うくらいで味なんてどれも同じと思っていましたが最近のは
美味しくて可愛くて密かにブームの兆し?
金平糖の老舗大阪糖菓株式会社三代目社長の野村しおりさんや
会社や商品についてしらべました。
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大阪糖菓株式会社について
所在地
本社・八尾工場:〒581-0038 大阪府八尾市若林町2丁目88番地
代表取締役社長:野村しおり
資本金:4,500万円
社員数:45名
創業:昭和15年5月15日
業務内容
1.菓子製造業(八尾工場)
2.菓子包装加工業(堺おやつスタジオ)
3.観光サービス業(ミュージアム事業)
4.菓子小売業
初代の野村三男さんが大阪市西区で菓子問屋を開業したのが始まりで戦後すぐから
流行していた金平糖の製造も始めました。昭和27年に大阪糖菓株式会社となり、
昭和55年に八尾に工場を移転しました。
大阪糖菓株式会社は今までとは異なる試みを多く行い、売り上げを伸ばしてきました。
商品開発
ニッキなどの和風のものやサイダーなどの新しい色や味のコンペイトウを開発
四季を演出することに重点を置き、花をイメージした包装に
砂糖入りのリップクリームや石けんといった化粧品や本物の金平糖をつかったピアスなど
出典:会社サイト
お客様との距離を縮める為サービス事業を展開
堺市に包装加工場を移設し、堺おやつスタジオと命名
堺おやつスタジオ「コンペイトウ・プチ・ミュージアム」を開設
八尾工場にも「コンペイトウミュージアムやお」開設
福岡市に福岡市に「コンペイトウミュージアム福岡」を開設
2009年に『フロイス野村のコンペイトウ浪漫紀行』 全国出版
社長自らコスプレして宣伝
2代目社長の野村卓さんは、お客様にコンペイトウについて楽しく学んでもらうために
コンペイトウ博士やコンペイトウ王国の王や南蛮人などにコスプレし、名物社長と
呼ばれました。フロイス野村として本も出版されています。
三代目社長の野村しおりさん
出典:つーる・ど・堺 雑記帳
3代目を継いだしおりさんは一人娘で、幼いころは甘いものが好きではなかったそうです
しかし、今ではかつての父と同じようにミュージアムでは仮装してお客様に楽しく
コンペイトウについて学んでもらったり、商品開発をしたり新しい企画を仕掛けたり
精力的に活動されています。
商品開発はほとんど社長がやっているそうで、アルコール系の商品や乾燥果実を芯にした
商品もアイデアとしてもっているそう。しおりさんは国内外で開催される食品・菓子の
博覧会を視察し、食材や嗜好の動向を探っています。
「自然派志向の傾向にありますから、コンペイトウは海外でも受け入れられると思う」と
世界を見据えて野村社長はまだまだ走り続けます。
大阪糖菓株式会社の新商品
正統派からユニークなものまで揃った商品を一部抜粋してご紹介します。
(画像は全て会社サイトよりお借りしました。)
正統派『信長の金平糖』970円
変わり種『60分キャンディ』110円
かわいくて綺麗『ジェムシュガー』
CDやグッズも
まとめ
何事にも挑戦する気持ちを忘れずに日々頑張っていると語る野村社長と大阪糖菓株式会社の
小さなコンペイトウ、もし食べる機会があったらその想いを汲んで大切に食べたいですしね。
コンペイトウミュージアムにもそのうち行ってみたいと思います。
金平糖作り体験もできるそうで楽しそうですよ!
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